気筒数によるバイクの違い|長所と短所
注意:この記事ではあくまで長所と短所を書くだけです.エンジンが云々という話はきっと別の記事で私が語りだすので今回は書きません.絶対に初心者でも分かりやすい記事にします.(フラグです)
そもそも気筒って違いは何なの?
いきなりフラグにヒビを入れます.
細かい話しは要らない!要点を教えてくれ!という人は下へスクロールして下さい.
といっても難しく長く文章を書いても「要は何?」ってことなので簡単に.
気筒とはシリンダーのことです.
今までエンジンオイルの話をした時にピストンやらシリンダーやら単語が出てきました.
(今思えばその説明もなくエンジンオイルの説明をするとややこしいですよね)
エンジン内部では空気を吸ったり圧縮したり燃焼したり色々な事をしている部屋があります.
それらが2つあるなら2気筒.4つあるなら4気筒.といった感じの違いになります.
イメージとしてはバイクを小人さんが1人で押してるか,2人で押しているか,4人で押しているかの違いです.
気筒数が増えると良い事
- 振動が小さい
- エンストしづらい
- パワーが出る(加速が良い)
エンジンの回転によるゴトゴトやトコトコが気筒数が増えるに連れてそれぞれコトコトからシャリシャリのように変わってきます.
また,気筒のどれか一つでも燃焼していればエンストしないので気筒数が増えるということはエンストしづらくなるということになります.
他に気筒数が増えるとパワーが出ます.正確に言うと高回転が出来るようになります.結果としてパワーがあり加速が良いものとなります.
気筒数が少ない時の良い事
- トコトコが楽しめる
- 部品が少ないので整備がし易い
- 燃費が良い
「トコトコが良い!」という人向けです.というかそれに「風情」を感じている人にはもってこいです.
他に気筒数が少ないということは同時に部品数が少なく単純な作りなので整備性が上がります.
(まぁ,自分で整備しない場合は関係無いけど( ˘ω˘)スヤァ)
また,燃費が良いと言われています.(といっても使い方やストローク数にも大きく影響されるので一概に言えませんが)
単気筒ってどうなの?
私が乗っているバイクはST250です.
このバイクは単気筒になります.
実際に乗っている感想として,そこまでエンストし易いか?と言われるとそうでもないです.
ただ,教習所のCB400に比べ中途半端な回転数ではクラッチが繋がりません.
ちょっとだけ大胆にアクセル開けて繋ぐくらいがちょうどいい感じです.
「初心者でいきなり単気筒は苦しいんじゃないの?」と言われますが,最初の乗り出しから思った通りに動いてくれる良い子だと思ってます(もしかすると私が乗っているSTの調子が良いだけ?)
ただ長時間乗っていると振動がでかいため降りた時に手が震えています.
また腕が疲れます.
加速が良いか?と言われるとあまり希望に答えてくれません.
教習所では「いっくぞーっー!」ってアクセルを開けるといい感じにウォォオオンと加速してくれたのに対し,単気筒では「いっくぞーっ!」で「うーん,えー?しかたないなー.うぉぉおおおん」といった感じです.
これは排気量の違いもあるとは思いますが,やはり気筒数の違いもわずかばかりあるのかなぁと.